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団塊の世代、言いたかったこと

私にとって仕事の先輩でもあり大切な友人でもある人、Sさんの事で今微妙な立場に立っている。
彼女は私が現在の職場に入った時からの付き合いで、仕事の腕は優秀、なお且つスタッフにも気遣いをするスーパーバイザー的存在だったから、皆に人気があり信頼される人だった。

3年ほど前に定年を口実に(定年制はない業界なのだが)職場を離れる事になった時、誰もが残念がった。
しかし、仕事上の立場から離れたお付き合いができるようになり、普通の友達関係になり互いの家を訪ねあったり、一緒に出かけたりするようになったのだが・・

「あなたはエホバの証人でしょう?」と、彼女から問いかけられたのはいつの事だったか、もう忘れてしまったが、確かに就職した頃はまだ集会や奉仕にも出ていた。
職場で証言をしたことはなかったが、私と研究生し信者になった姉妹が一緒に働きたいと言ってきたので所長とSさんに相談して入れて貰った経過があった。
その後、以前は親しくしていたもう一人のエホバの証人の姉妹が彼女の紹介で同僚になった。

前後するようにして組織にどんどん気持ちが冷めていった私は、次第に大会や集会に行かなくなったのだが、彼女たちは熱心な信者なので当然大会の日は一緒に休みを取る事になる。
「も~!どうして同じ日に欠勤が重なるの!」
所長の言葉で、Sさんは大会=エホバ=紹介したK(私)は姉妹だったのかと分かったそうで。
なぜならSさん自身、10代の終わりごろ都内を外国から来た宣教者と一緒に伝道した経験を持つ、バプテスマを受けていない元伝道者だったと打ち明けたのだ。
引越しや転勤など重ねるうちに自然消滅していったらしいが、自宅のある郊外の町には今でもJWの友人がいて、仕事が忙しいため距離を置いていると言う状態だった。
大会があれば招待されるので、彼女たちが休みを取った日時を見てピーンと来たという。

Sさんが仕事を辞める時、私が心配したのは役員などで知り合った近所のエホバの証人や、伝道で尋ねて来た信者と接触を持たないように、と言う事だった。
当時は「家が2軒あってどちらの管理も必要だし、まだまだ勉強したい事も残っているから宗教どころではないのよ。第一、復活とか信じていないから大丈夫」と、私の心配を笑い流していたSさん。

それから約2年、Sさんは家を整理して市内のマンションに移り、私と同じ区民になった。
気心知れた友達同士で時々お茶したりもあったが、以前に比べたらメールや電話で話す回数は減っていた。
お互いに忙しいし、彼女も私もしょっちゅう出歩いたり群れあうのは好きなほうではないから別に不自然とも思わなかったのだが・・

統一地方選挙を控えて、市民グループのことで互いの意見を交換しあった時からSさんと話し込むようになって、何かのひょうしに「こっちに越してきてから、知り合ったエホバの証人と話している。なかなか面白い人で、来て貰い楽しい時間を過ごしている」と言うメールが届いた。
「止めた方がいいよ~とんでもない宗教だから」
と返したのだが、

「私は聖書を理解したいのよ。昔習ったことは忘れたし一人じゃ読んでも分からないもの。
それにいい人だし、話が面白い。だいじょうぶ、誘われても今は集会に行く気はないから」


Sさんは、お母さんがクリスチャン(何派か忘れた)で、幼い時からその宗派にはものすごく抵抗があったようで、クリスチャンは嫌い、でも聖書は好きで「人間には宗教が必要最後の砦は宗教だと思うね」と言うのが口癖だった。


私は今、昼寝する豚掲示板に来ている牧師さんの立場に立っているような気さえする。
厳密には違うのだけど、エホバの証人はここがおかしいから聖書的な教えではない、イエスさまを主と認めていないのにクリスチャンだと言うのは、偽クリスチャン・偽預言者だと論じても、
一度心に聖書や神様に対するイメージを植え付けたら、説得なんかじゃ人の心は動かないだろう。
「本物は別のところにあるのよ」言えば言うほど、反対されるほど逆の方へ好奇心と好意が行きそこには、「サタンはあなたが勉強すると身近な親族や友人を介して反対しジャマして来ますよ」と警告されたこの言葉の通りだわ! と言う図式が出来上がる。
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by hanamizukidayo | 2007-04-22 18:06 | 宗教