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旅先で

恥ずかしい事に、持参した本はまったく読まなかった。
連泊するのだからゆっくり読めると思ったのは甘かった~。

温泉に入って、晴れの日は名所巡り、雨の日はプールで遊んだ。
プールと言えば、休憩所に隣接して別荘風の古い日本的な造りの家がほつんと一軒、その眺めが素晴らしかった。
「あんな家に住んでみたいなぁ」と半ばよだれを垂らしながら、雨にしっとりとぬれそぼる黒い瓦屋根や縁側、椿や牡丹が周囲の木立に囲まれながら自己主張もせずにひっそりと咲いている品の良い庭を、飽きもせず眺めてしまった。


☆全「歴史教科書」を徹底検証する      三浦朱門

☆沖縄戦・渡嘉敷島 「集団自決」の真実   曽野綾子

☆わたしの人生観  歴史観        渡部昇一

☆昭和史   松本清張と私        渡部昇一


時間がもったいないと思う貧乏性&せっかちな性格だから、旅行も読書もセットでとゆうか
優雅に過ごしたい願望だったはずが・・
新聞さえ読まず、ニュースもチラとしか観ず、
夜はTVで野球観戦と夫の好きなお宝鑑定番組を観て終わってしまったぁwww
毎朝夕、夫が売店に買いに行くたびに、「新聞はサンケイにしてね」だの注文だけは忘れなかったのだが、読むのは忘れてしまった。


照明が暗かった、という言い訳もある。
だんだん遠視が進んできた証拠に、手元をしっかり明るくしないと新聞の文字が見えにくい。

後で読もうと2つだけ、NHKの登坂アナが人間国宝モノのクールビューティな語りだと言う記事と、養老孟司氏の「五感で捉えたことだけ信用」という記事を切り抜いて持ち帰った。


でもねぇ、ひとり旅ならともかく 数日の旅行でハードカバーの本なんか読まないほうが
健全かもしれない。
さっき、バックを片付けながらパラパラと読んでみたが、知らなかった!!

渡部昇一さん、クリスチャンだったなんて。
バリバリの神道崇拝者かと思い込んでいた。
いろんな事のヒントが得られるような予感がする。以下、少し抜粋↓


「人生における自己実現は、彫刻をする時に大理石の大部分を削って捨てなければならないように 内なる声に従って、真の部分を実現するためには 多くの自分を捨てなければならない。それには苦痛が伴うが、それが人生を生きることなのだと私は思います。」

「そうした峠を越え、人が自己実現の道を歩み始めると自分に囚われることなく客観的に事態を捉え、その結果、自分が解決したい問題自体のことを考えるようになり・・・自分で自分の道を切り開いている充足感(生きがい)を捉えるようになる・・・」



三浦・曽野氏ご夫婦も、渡部氏も若い時から莫大な量の本を読み込んでおられる。海外のものはその国の言語で。私には及びも付かないが、集積されたその知性に学ぶ事は大きいと思う。
学問や仕事で海外も知り尽くしたといっても過言ではないような方たちが、日本の文化・伝統に誇りを持ち日本人としてのアイデンティティを次世代につなぐために、近代の私たちが知らず知らず培ってしまった偏った歴史観や価値感の見なおしに力を注いでおられる。
なおかつ、根底には聖書に親しむキリスト教徒の信仰が流れているのである。
渡部氏のことは、私には偶然だが嬉しい発見だった。
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by hanamizukidayo | 2007-05-05 23:30 | 趣味