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最後の砦になった人々

 私は日本経済の、いわゆる「失われた10年」(バブル崩壊後の91年頃以降)と呼ばれる時代についての政治に疎いのですが、そのあたりの経過をさりげなく丁寧に説明を加えて書いて下さるあるブログの管理人さんのご好意に甘え、今回も引用させて貰います。


この方は、この度の総裁選で福田氏が当選した場合、
福田氏に付いた人の計り知れないイメージダウンを気にかけておられました。

フレンドリー政策なのか知りませんが、政治的な理念も信条も
よく伝わってこない福田氏が今日、予想通りの展開で麻生氏を制しました。

安倍氏が辞任されてからの不自然な与野党・マスコミの姿の意味が
とてもよく整理されていると思います。

抽象的なモノ言いばかりで具体的な政策運営は見えません
でしたが、福田さんは「安定して見える」と街角インタビューに
答える中高年の声が今日も映し出されていましたね。

でも、麻生さんは一般人には人気が高かったようですので、
いろんな意味で、見ている人はちゃんと見ているんだなとも思った
昨日、今日でした。
(仕事先でもこんな話題になって、意気投合したのでちょっと嬉しかった^^)




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今回立場が危うくなる事を恐れずに麻生氏の推薦人に名を連ねた「日本を守る最後の砦」となった代表20人は以下の方々です。

【津島派】鳩山邦夫法相、馬渡龍治、戸井田徹、山口泰明
【伊吹派】中川昭一前政調会長、西川京子、鍵田忠兵衛、
     吉田六左エ門、椎名一保
【古賀派】菅義偉前総務相、今井宏
【山崎派】甘利明経済産業大臣、武田良太
【麻生派】鴻池祥肇
【無派閥】島村宜伸元農水相、浜田靖一、永岡桂子、遠藤宣彦
     坂井学、武藤容治

今回・・・自民党&マスコミの工作が成功した時、彼らは立場上いわゆる「負け組」となってしまうわけですが、それを恐れずによくぞ麻生推薦人に名を連ねてくれました(中には福田氏1人のみの立候補~総理就任となって、自民党の出来レースと扱われるのを嫌った福田陣営のを差し金もいるかも知れませんが)。彼らの名前は覚えておかなければなりません。もし福田勝利になったとしても、今回この状況で麻生氏側に立った勇気と自主性を無駄にしてはなりません。

鳩山邦夫法相(余談ですが実は私、訳あって大臣の奥様を含むご家族何人かを存じ上げております)…もし麻生氏が負けたなら、もうしばらく党内で冷遇される事になるでしょう。しかし今回の邦夫氏の勇気ある行動・・・(推薦するだけでなく表立って今の流れを批判されておりますね)、絶対に無駄になって欲しくありません。都知事選に立候補し、当選最有力候補だったのに締め切り直前に大人気の石原慎太郎氏が出馬し負けてしまった事がありました。今回は是非とも運を味方につけて頑張って頂きたいと思います。

中川昭一氏、菅義偉氏、甘利明経済産業大臣などは安倍総理を支えてきたメンバーです。勝ち馬に乗れば役職をもらえる実績がありながらあえて不利な麻生支持に廻った・・・マスコミ操作に乗せられた国民にいくら批判されようと、私は今後彼らを断固支持させて頂きます(何か変な事やったら批判しますが)。

・・・・・・・・・・・・さて、一方の安倍下ろしの黒幕の古ダヌキ、長いものに巻かれて美味しい思いをしようとするコバンザメ、偉い人に言われるがままただ推薦人に名を連ねた操り人形は以下の通りです。


【町村派】森喜朗元首相、北村茂男、橋本聖子
【津島派】津島雄二元厚相、笹川堯、岩永浩美
【伊吹派】谷津義男元農水相、萩山教巌、中曽根弘文
【山崎派】野田毅元自治相、深谷隆司、山内俊夫
【高村派】村上誠一郎
【二階派】松浪健四郎
【谷垣派】逢沢一郎
【無派閥】中山太郎、川口順子


故・安倍晋太郎氏にお世話になりながらその息子に酷い仕打ちをし、同じく世話になった故・福田赳夫氏の息子の総理就任を果たさせる事によって影響力維持を狙う史上最低支持率総理・森喜朗・・・死んだお父さんが金持ちだったという以外何の取り得も無いのにやたら威張り腐っている笹川堯、中国の犬・売国行為があった時にいつもその近くをウロついている野田毅、小泉政権時「何もしない」という仕事を見事にこなした川口元外相ら・・・印象に残るような有益な政治活動などロクにやった事が無いメンバーが揃っています。

彼らは改革には程遠い思考の政治家なんだと改めて名前をインプットしました。今回、この経緯で立候補するに至った福田氏の推薦人になるような連中ですから、今後いくら良さそうな事を語ったとしても私は絶対に支持しません。この状況で自分が推薦人に名を連ねる事が国民、国家にとって良い事なのか?・・・自分にとってイメージの良い事なのか?客観的に分析する能力も無い無能な人間たちなのですから。

昨日、日本外国特派員協会(外国人記者クラブ)で麻生、福田両氏が並んで会見を行いました。英語で堂々と自身の考えを述べる麻生氏に対して、終始日本語の福田氏。外交の場で英語力は当然要求されるわけですが、福田氏は英語をワザと話さなかったのでしょうか?それとも話せなかったのでしょうか?
前者なら外国人記者クラブの常識(会見者は一言は英語で話すルールと英語を話せる人は英語で話す暗黙ルール)を無視した行為ですし、後者だったなら、日本の総理としての資質を疑います。外交の福田などというのなら…本当に外交能力があるのなら、ここは堂々と英語のスピーチをすべきでした。
外国人記者たちを相手に英語で政策論、具体案を語った麻生氏に対して、日本語でありながら曖昧な語りに終始した福田氏の姿勢は外国人記者たちに優柔不断でサービス精神の無い彼の内面が伝わってしまったのではないでしょうか。それを日本のマスコミが日本人に向けて正しく伝えるかどうかは知りませんが。

さて、前回私が提案した…自民党のほとんどの議員が望む福田総理誕生を邪魔するために野党が麻生氏に投票すべき、という話。案の定あの野党連中がそんな事をするわけもなく…野党4党(民主・共産・社民・国新)で話し合い、参院決戦投票の際は民主党・小沢代表の名前を書く事で一致したそうです。捨て票になっても反自民の精神だけは失いたくないのでしょう。その結果、野党がいくら騒ごうと暖簾に腕押しのような態度をとり続けた頃の古い自民党に戻ってしまう事になるのですが‥衆院の数で与党が多数を占めてしまっているわけですから。

共産党の穀田恵二国対委員長は野党会談の後「1回目の投票では志位和夫(委員長)と書くが、決選投票では反自民・公明という意思表示として民主党代表に投票する」と語っています。何か…自民党が談合・金権・癒着・派閥といった古い政治をする党に戻ろうとしているのはもちろんですが、野党の側も改革のために何かを犠牲にして一歩踏み込んだ行動が出来ない古い体質のまま…というのが福田政権誕生の流れによって見えてきた負の要素だと思いますね。

国会の投票は事前に票の流れが読めるように誰が誰に入れるのか…事前に決めて内々では
明らかにしておくという暗黙の了解があります(例外はあります)。そして党の議員数を見れば、志井委員長が総理になれるわけがないのは彼らは百も承知です。それなのに可能性ゼロの志井委員長に投票し、決選では同じく可能性ゼロの小沢氏に投票する。参院で過半数を占める野党がまとまれば参議院では小沢氏が勝てるのでしょうが、総理大臣指名選挙は衆院結果優越ですから意味はありません。もちろん野党である彼らにも言い分はあるでしょうし行動も理解出来るのですが、その目的は何か?というと民主党の山岡賢次国対委員長の記者会見によると「野党が結束をして政権交代に進んでいく姿勢を具体的に示すことができる」だそうです。

しかし今回は日本の危機です。政権交代に進む姿勢を示したい、などという次元の低い…ハッキリ言ってくっだらない理由で無駄票を集める体質。こちらも与党に負けず劣らず古い政治をしたいようです。

自分たちが結束の形を示して自己満足に浸った結果、自分たちの敵である自民党にとって望む形になってしまう…それが解らないのでしょうか。
与党は裏工作で日本を退化させようとし、野党はその流れを容認してでも自分たちのポリシーを守る。このまま彼らの思い通りに進んでしまう事そのものが日本のピンチなのです。与党だけの問題ではありません。
仮に野党政権が来たとしても、彼らは自分たちのポリシーを守る事を優先し国民の事などは二の次でしょう。

安倍総理は総理大臣になる前「タカ派だから危険」とか「中国・韓国との関係が不安」とか言われていましたし「総理大臣は靖国神社に参拝すべき」というポリシーを持っていましたが、総理大臣就任後、タカ派と言われた彼の姿勢は影を潜め…最初の訪問国に中韓を選び、靖国参拝も行いませんでした。安倍氏は北朝鮮問題解決のためにポリシーを曲げたのです(私はそう思っています)。しかし、今回のような日本の政治‥国民の危機を目の前にして、まだ今までの常識から一歩も出ようとしない野党は(共産党は9年ぶりだそうですが)、政権を握っても変われないでしょう。

ポリシーを貫くのはとても大事ですが、国会議員には国民のために国政を行う使命があります。自己保身のための変節は叩かれるべきでしょうが、国民のためには断腸の思いで自分のポリシーを引っ込める…そういった姿勢は政治家に必要ではないでしょうか。安倍総理はそれをやっていました。それを矛盾だとして人格否定する勢いでマスコミは叩き続けましたが結果、安倍総理は退陣し病院送りとなって、国民の事など語った事があるのか無いのか解らないような人が次期総理最有力候補となり…日頃国民のため、市民のためだ言っている人たちが自分たちの主義主張に拘る余り、国民を置き去りにしようとしているのです。

福田支持をしている与党議員…死に票になるのを解っていて最初の投票で自党党首に投票し決選投票で小沢氏に投票と決めた野党議員…彼らは何かを犠牲にしましたか?ポリシーを曲げる事によって叩かれる事になるのを覚悟してでも、国民のために動く行動力を見せましたか?みんな自分たちの利権確保、もしくは現状維持が目的です。とにかくスケールが小さい…与党も野党もやっている事が。

この短期間で、政策を聞く前から福田支持を決めた大勢の自民党議員、貴方たちは恥を知ってください。政策を聞いてからならまだしも…何も聞く前から1日や2日で支持表明するのは単なる勝ち馬に乗る行動です。

野党の人たち…貴方たちも本来、政党別にモノの考え方は違うはずです。与党に勝つために結集するならまだしも、勝つ可能性がゼロの今回の選挙…存在感アピールのため?そんな小さな理由で結集が出来るのでしたら吸収合併でもすれば良いでしょう。自党の党首以外への支持を今から決めるのは変な話です。最初の投票で誰が落ちて誰が決選投票に残るのか…票の行方が解っているなら、もうちょっと意味のある選挙にしたらどうですか?貴方たちのためでなく、国民のために。貴方たちが今から意味の無い死に票の数を決める事によって、様々な陰謀を駆使して派閥政治復活を目論む勢力に投票の行方を読まれ、戦略を立てやすくさせてしまうのです。

マスコミという主審・副審に自分寄りの裁きをさせ、それを見たバカなにわかファン(流されやすい国民)に支持をされ、野党というミッドフィルダーのアシストを受けながら、シュートを決める。それが福田一派の戦略なのです。彼らの狙いを崩すためには彼らが想定しない動きをしなければならない。それが解らないのが今回話し合いの場を持って小沢支持(福田当選を邪魔しない投票)を決めた野党たちなのです。
主審・副審・選手たち…ピッチにいる連中は信用出来ません。もう観客が知恵をつける以外にありません。クリーンな試合が出来る環境を作るためには、主審・副審の疑惑判定を見抜き、ブーイングを送る事で選手たちの暴走を止めるという観客の強固な精神が必要です。

県選出の大物売国議員、古賀誠・山崎拓の反発にも屈せず、麻生支持を決め、山崎らの面会を拒否した福岡県連、その他麻生支持を決めた一部の都道府県連…すんなり福田総理になったら相当なリスクを背負う事になるはずです。失うモノがあっても戦おうという気概を見せている人たちがいるのですから、国民はただ自分で考えるという簡単な作業を放棄してはならないのです。 
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by hanamizukidayo | 2007-09-23 18:53 | 政治・社会