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いつまでも「アサヒってる」んじゃないよ

冷たい雨の一日でしたね。
小台風とはいえ、夕方から風も強くなり、ずぶ濡れになって帰宅しました。

 本日気になったニュース、さっそくこう来たかという感じです。

   集団自決「強制」を復活、教科書1社が訂正申請へ

 沖縄戦の集団自決を巡る高校日本史の教科書検定問題で、文部科学省の検定意見により、「日本軍の強制」の記述を削除した教科書会社5社のうちの1社が、「強制」に関する記述を復活させる内容の訂正申請書を、近く同省に提出する見通しであることが27日わかった。
 訂正案は修正前よりも「強制」の意味合いを強調している。沖縄県民などの反発に配慮し、訂正申請があれば真摯(しんし)に対応するとしている同省が、どこまで軍の強制について認めるかが焦点となる。
 この教科書会社は今回の検定で、沖縄戦について「日本軍がスパイ容疑で虐殺した一般住民や、集団で『自決』を強いられたものもあった」という記述の教科書を申請。しかし、同省から「軍の強制」に関する記述の削除を求められ、「『集団自決』においこまれたり、日本軍がスパイ容疑で虐殺した一般住民もあった」と、だれが集団自決に追い込んだかを明記しない表現に改めて検定に合格した。
 執筆者によると、訂正案では、「日本軍によって『集団自決』を強いられたり、スパイ容疑で虐殺された一般住民もあった」とし、「日本軍」と「集団自決」の言葉を近づけることで、関係性をより明確にしたという。

 執筆者の一人の高校教諭坂本昇さん(51)は「沖縄の人たちからの新たな証言から、日本軍の強制は間違いないと確信しており、記述の復活に踏み切った」と説明している。
 さらに、沖縄戦の集団自決を巡る今回の教科書検定問題や、9月に検定撤回を求める大規模な沖縄県民大会が開催されたことについても、新たに盛り込むことを検討しているという
 ほかの教科書会社4社も来月中旬までに訂正申請する方向で検討している。同省では、訂正申請を受け次第、教科用図書検定調査審議会を開催し、訂正申請を認めるかどうかを審議する。(2007年10月28日0時5分 読売新聞)



11月14日号のサピオ「ゴー宣」にも、小林よしのりが
集団自決の真相を分かりやすく書いています。
(沖縄へは何回も取材に行き、現地で行った講演の模様等は
単行本「パトリなきナショナリズム」に載っています。)


さらに、もっと感心のある方がいらっしゃいましたら、「正論」をお薦めします。
先日、久しぶりに曽野綾子さんが登場されていました。
http://sankei.jp.msn.com/column/1522/clm1522-t.htm



少し話が逸れてしまいますが、昨日の亀田興毅の謝罪会見(まるでマスコミによる集団リンチのようでした)も、マスコミのいびつさを感じる一つのいい例ではないかと思いながら見てました。
別に亀田親子を擁護するつもりはありませんし、本来なら父親が出てくるべきだろうとも思います。
ですが、TBSをはじめマスコミはよくもこれまでの自らを恥じもせずに、世論の代表のごとく正義の味方ぶり、しかも父親を否定させる踏み絵のような質問を投げかけていました。まるでつるし上げ、そこまで言うかって思いました。
今まではどんなパフォーマンスでも好意的に報道し、良識的な意見よりも亀田親子を持ち上げておきながら、「世論を代表して」と言わんばかりに叩きまくるという醜い記者会見だったと思います。くどいようですが、
世論を代表して正義を振りかざすという図式、(これに安倍元総理も徹底的に叩かれて政権を潰されてしまったと私は今も思っているのですが)、そういうものは恐らく曽野綾子さん流に言わせてもらうなら、「正義など、何ほどのものか」です。

まして、事実の捻じ曲げ、論点のすり替えで自国の過去を断罪することばかり熱心な
○○系メディアの記者たちにしても、集団自決の強制はなかったという事実を知っているにも関わらず、真実を封じ込めて嘘を書く。そして後でそれが間違いだったと明らかになってもきちんと謝罪することもなく、居直ったり知らん振りの厚顔な態度をとって来たことを考えれば、もし罪の質という言い方を許してもらえるなら亀田問題など比較にならない程ささやかな問題であり、本当に反省すべきは各メディアではないかと私は思います。
by hanamizukidayo | 2007-10-28 01:09 | 政治・社会