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曖昧な立場

先週の日曜日は巡回訪問でもあったのか、JWの奉仕者が教会の近くの公園に大勢集まっていた。バスの窓から発見したので、教会に入って行く姿を見られたら絶対にマズイと思い、仕方なく一つ先のバス停で降りた。

その近くでも、同じ職場の姉妹が長老らしき人とおしゃべりしながら歩いていたので
バスを降りてしばらく、電柱の陰に隠れて行ってしまうのを待った。

車を使えばバス停から歩く途中で知っているJWに会う恐れはないけど、
教会には駐車場がないし、今後のことを考えると気分が重かった。


遅刻寸前に席に着くと、まだ洗礼を受けていない年配の方が
「今朝はすごくいっぱいいたわね」と、苦虫をかんだような顔で話しかけてきた。
その方は、わたしのよく知っている長老夫婦の家のお隣に住んでいるらしく、
断っても断っても奥さんが雑誌を持って来るので、大変な迷惑を
被っているとよくこぼしている。

「教会に来る時も後を付けられているんじゃないかとヒヤヒヤなんですよ!」と、
かなりおかんむり。確かに、会衆でも一、二を争う熱心姉妹だから、相手に
被害意識を抱かせるほど積極的にアプローチしているだろうなとは想像できるけど
本人はこんなに評判が悪いとは夢にも思ったことがないだろうとも思う。
最初の司会者でもあり、何度も同じ群れになったので性格は知り尽くしているから。

とは言え、こんな時は正直答えようがない。先回も同じような場面があって
「困ったわねー」と、出席していたとなりの姉妹の顔を見たら、小さい声で
「これだけ言える(人)んだから大丈夫よ」と、澄ました返事が戻ってきた。



キリスト教で宗派を変えるのは法律的な問題はおろか、
文化教室並みの扱いだと聞くのに、
JWの場合は決定的な問題になってしまう。


教会の人たちも複雑な事情は理解しにくいと思う。


教会に行く時はJWだったことは話さないようにと言ってくれた人がいたけど、
いろんな意味でその方が賢明だったと感じている。
でも・・聞かれたら嘘は言えないし、微妙に難しい。
by hanamizukidayo | 2008-04-24 00:01