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今頃、大会の話w

先日JW現役・妹が、「今年の地域大会はすばらしい3日間だった!」と、
珍しく先方から電話があった。
どうでもいいけど、正確には「今年も」と言ってたかもしれない。

大会会場で私が現役だった頃、一番親しくしていた**姉妹に
会ったら、私の話になって二人して泣いたと言う。
うーん、そう言われても複雑。はっきり言って今さらって気もする。
でもまあ、いろんな意味で妹に迷惑が及んでいることは
察するので、「ごめんねー」と返事するしかなかった。


大会の少し前、元JWの友達からこんなメールが届いた。


「今週は**の大会らしいです。
ようやく、よそ者のように、大会かーって考えられる

不思議な開放感があります041.gif


思わず笑ってしまったが、彼女は本当に長い間、よく闘かって来たと思う。
私はネットの情報を見たり、引越しを重ねて遠ざかったが、そういう手段を
使えなかった分、苦労も大きかったと思う。


それぞれに家族があり、仕事もしていたため、会って話す機会は
めったになかったが、お互いにその存在が力になっていた。
それにしても・・ついこの前まで、確か今年の春頃まではイライラして
ストレスが昂じると、「もう辞めさせてくださいっ」と長老に電話していた
という彼女なのに、強くなったものだと感慨深かった。


妹の話に戻るが、最近開拓バリバリだった姉妹が集会に来なくなったと
言う。「病気になったら、もう集会に行かなくてもいいんだと、喜んでいる
みたいなの。前は具合が悪くて集会を休む人を散々裁いていたのに!
それにたまに来る時は、みんなに抱きかかえられて凄く悪そうにしてるけど、
家では全然違うのよ。チャリに乗ってる姿を見かけた人、躓いていたわ」

よくも悪くも、その姉妹の気持ち、分かるなぁと思いながら
「病気なんだから、今までと同じように優しくしてね」と言ったら、
少しむっとした声で「もちろんそのつもりだよ」と返ってきた。

病気になって初めて・・身の振り方を真剣に考えるきっかけになるケースも多いと思う。
病気にでもならなければ、自分の状況をゆっくり冷静に考える時間もないのだから。


先週、大会で発表になったらしい新しい書籍が2冊、ポストに入っていた。
「自分を神の愛のうちに保ちなさい」
私が会衆を去った頃に出た「エホバに近づきなさい」という書籍に似ているような
気がして、目を通してみたが、丸ごと、JW流道徳律本に過ぎなかった。
  そのおきてを守り行うこと、これがすなわち神への愛です。ヨハネ5:3

神の「愛」のうちにとどまるには、何が求められるか。
おきてによく従い、汚れた行いを避け道徳的なクリスチャンとしてふるまうこと。

極々、当たり前のことをもっともらしく表現したものに加え、
大部分はあくまでも、JW独自の基準の押し付けに過ぎなかった。

要約すればこういうこと(これまでと何も変化はありません)
組織の律法に従うことが救われる条件です。邪悪なサタンに支配され、
この世は誘惑と悪に満ちているけれど、私たちの示す「立派な業」に
よって、エホバへの愛を実践し、その業によってJWだけが救われますように!
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by hanamizukidayo | 2008-08-31 00:01 | 宗教

アニメ 「めぐみ」

一昨日届いた内閣メールマガジンに、拉致問題担当の中山恭子 大臣のメッセージと、
アニメ「めぐみ」が掲載されていました。

拉致問題の解決なくして北朝鮮との国交正常化はありえない」との政府の一貫した方針の下、すべての拉致被害者の安全確保と早期帰国に向けて、北朝鮮との協議、国際的な連携、対北朝鮮措置などに、政府一体となり全力で取り組んでまいります。」

中山大臣の 北朝鮮に対する外交姿勢は、少しもぶれるがことなく、
家族会からの信認も厚く、立派な方だなと思います。

めぐみさんが拉致されてからの長い長い年月の苦しみや闘いの日々
いつか報われる日が来ますようにと、願ってやみません。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1754.html
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by hanamizukidayo | 2008-08-29 15:06

最近の風潮は過激な議論に走っている

今日は仕事がキャンセル(よくあることですが、急に入院されたため)になったので、
続けて書いています。

「反対の立場の論説を(注意して)きちんと読むことは大切。
反対の立場からは物事がどう見え、どんな論理が展開されているのかを
知らなければ、こちらの論理も精微なものにならない。」


これは石破元防衛大臣の言葉ですが、左陣営の文壇に掲載された記事の内容に
対し、保守の重鎮とも言われる方からの厳しい批判を受けた事への釈明記事の一文。
佐藤優氏も以前同じような考えを表明されて、自分は要望があればどちらの
陣営側からも書く、読者も中庸な読み方をと薦めておられたので、以来購入は
しませんが、書店で立ち読みなどやってます。

佐藤氏と言えば、最近サピオの小林よしのりの漫画に
「本当にこんなことを言ったの?」とにわかに信じがたい
内容の話が出ました。
漫画の表現力は圧倒的な威力があるので、この件で
佐藤氏へのイメージダウンに繋がらばければいいのですが・・



Will6月号で「国賊」と名指しされた元防衛大臣石破茂氏と、
評論家の潮まさと氏の対談を正論9月号で読んだ感想を一言。

お二方共に保守の陣営ではあるが、戦争責任・東京裁判への評価、対中国観など対談は
ほぼ平行線を辿っていたが、親中派と言われようとも確固とした理念で政治家だからこそ
言うべきは言っていくという石破氏の考えには、共感できない部分はあっても人柄には
好感が持てた。
人はやはりお互いの本音で考えを出し合ってその人となりを相互に理解し合える。
共通点を見出し、たとえそういうものをまったく見出せなかったとしても、本音で語り
あうことで、異なる考えも尊重して耳を傾けてみたくなるものだと思う。

石破氏も潮氏もクリスチャンだという事だが、信仰的な価値観が根幹にあって
意見の食い違いは明確だったが、後味の良いさわやかな対談だった。

最後に、高校時代から「正論」・「諸君」の読者だったという石破氏のコメントより、
言葉の重みと最近の風潮について。


「・・最近の保守系メディアの議論がエキセントリックな論調になってきている
事へ違和感は覚えます。やわらかい言葉のほうが、激しい言葉よりも重きをなし
最も効果的な意義は、秩序ある言葉言うなれば、保守的な言葉で表明される
意義である・・過激な表現は多くの人々の共感を得ないし、納得も得られない。
結局、世の中をよくすることにならない。
(略)
ただ声高に「愛国」を叫ぶことにはどうしても違和感を拭えません。
祖国を、国旗を、国家をそして御皇室を敬い尊ぶ、そうした静かな「形」が
大事だと思う。それをきちんとやらずにして、何が愛国だか、さらに言えば
いい顔も悪い顔も直視し、両方受け入れるのが「愛」なのであって、
(略)
私はこの国を誇りに思い、
御皇室を尊敬しており、常にその立場から発言してきた。
祖国を貶める意図は微塵もない」(石破氏)



「本日は非礼を顧みず苦言も呈しましたが、同時に私は、先生のような政治家や
いわんや御皇族を、左派はいざ知らず、わが陣営が血祭りに挙げる風潮にも
疑問を覚えます。おそらく石破さんの核心的な側面が読者に伝わっていないのでしょう。
   (略)   」(潮氏)

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by hanamizukidayo | 2008-08-20 16:25

近況

先月の後半から急に私の仕事が忙しくなって、更新が滞ってしまいました。
仕事はやりがいがあって楽しいのですが、全力を使い果たして帰宅するような
感じなので、パソコンの椅子に腰掛ける動作がキツクて夜は長い時間座れなく
なりました。それに加えて・・

北京オリンピックは見る気がしないわね~と、始まるまでは夫と話していたのに、
いざ始まったらついつい、競技に引き込まれてしまい、しょっちゅう観ています。
普段は月曜夜のフォレスタと、日曜午前の番組以外テレビに集中することは
ないのに、最近はゴロゴロ寝ながらBSで映画や特集番組も観る有様で、
ついつい・・PCの方はおろそかになってしまいました。
今日は久しぶりに自分のブログを開いて、書きかけだった記事もアップしてみました。


息子たちは相変わらず自宅を拠点に仕事をしています。夫と私だけだったら
どんなにか気楽だろうと、時には、いい加減に給食作りから開放されたいと思いつつも・・
でも、食事は健康に基本的な事だしねと、気持ちを切り替えながら家事がんばっています。

ちなみに、普段のお昼ご飯は外に行くなり自分たちで作るなりまかせていますが、
今日は私の仕事が休みだったので、昼はハムサンドとバナナジュースを4人分。
夜は天ぷらを揚げて、デパートのお中元セールで買い込んできた「献上そば」を
7人分作りました。この蕎麦は大変美味しい、私のお気に入りの一品です。
でも、少し涼しくなったとは言え、真夏の天ぷらは手間と暑さで大変、やるものでは
なかったと後悔しました。

長男は今日から夏休み、昼過ぎに「韓国に行ってくる」と出かけましたが、
なぜに、全員一緒に休んでくれないのか~~~

我が家は本当に仕事とプライベートの切り替えが難しいのです。夫は5月の
連休に北海道で4日、その後箱根に3日出かけた他は、日曜祭日関係なく
毎日働いています。
特に、週末は休館日の建物を中心に作業をすることが多いので
炎天下の屋外作業日などある日は体力の消耗や熱射病など心配
もさることながら、食事の内容なども普段より気を使ってしまいます。
普通の会社はお盆休みになる15、16、17日も息子たち他2名の若者たちに
協力してもらって、海岸近くのある施設で仕事でした。
1日中炎天下で仕事して帰宅した時の息子たちの顔は赤く腫れ上がって
痛々しく、氷水に浸したタオルで何度も何度も冷やしてやりました。

ガソリン代の高騰や、材料費の値上げ、それに不景気の打撃で
働いても働いてもなおわが暮らし楽にならざりという現状ですが、
今のところ夫も健康でよく働いてくれるし、息子たちも気持ちよく手伝ってくれます。
私もそこそこ元気で、午後からは大好きな自分の仕事に出かける体力と時間の
余裕がまだ残っているし、幸せなことだと思います。
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by hanamizukidayo | 2008-08-19 23:36 | 日常

映画「南京の真実」

昨年から月刊誌「正論」に水島監督の南京の真実製作日記が掲載されている。
この映画にかける監督の思い(憂い)に、毎回胸を打たれながら拝読してきた。
正論9月号によると、極暑の間も全国を回り、上映し講演をこなし、なおかつ
真夏の沖縄で3作目の収録も行ったという。

上映会は8月になったら靖国神社で毎日2回行われるというので、地元で
観れなくてもいいかとあきらめていたのだが、どんな地方を回っておられる
のだろうか・・そういうことも何となく気になってサイトを時々覗いていたら、
今月の初めに市内のある会館で上映予定の知らせを知った。

当日、仕事先からまっすぐ駆けつけたが、開演時間に遅れてしまった
ために、上映前の水島監督のお話が聞けなかったのは残念だった。しかし、
上映会を招致したのが、「教科書を良くする □□ 県議員連盟」という団体で、
地元の代議士や県や市の議員さんたちの顔もたくさんあったのは嬉しい発見だった。

地方の議員はともすれば利権がらみで一部のあるいは選挙に有利な有権者の
ためにしか動かない、自らの政治理念はどうなのだろうと芳しくない先入観を持って
いたが、そういう政治家ばかりではないことを目の当たりにすることができた。
特に、保守陣営の立場にある人なら国内外からの誤った歴史認識に対しては
政治家としても個人としても、毅然とした態度で臨んでいって欲しいと思う。
地元で観たことは、そういう人たちの活動の一端を知る機会になって良かった。

このような企画を通して、歴史の"真実"の波紋が国中に広がって欲しいと思う。


http://www.nankinnoshinjitsu.com/7nin.html
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by hanamizukidayo | 2008-08-19 21:54 | 政治・社会

終戦記念日のブログ記事より

たぶん、ニュースサイトからネットサーフィンして目にとまった記事だったと思いますが
心に残った記事だったので、以下引用させてもらうことにしました。


63回目の終戦記念日
アジア諸国では「解放記念日」

本日、8月 15日は、日本では昭和天皇の玉音放送があった日で、事実上の敗戦の日です。この日からアメリカに占領されてしまったのですが、そのお陰で、日本は奇跡の復興を遂げたことになります。

さて、日本が「大東亜共栄圏」として支配していたアジア諸国にとってこの日は、日本から解放された日になりますので、アジア各国では祝賀記念会が開かれています。

韓国では、今年の記念日では、実効支配を続けている島根県の竹島を、韓国領土だと国際社会にアピールしていました。

また、オリンピックが開かれている中国では、例年ですと「抗日運動」が展開されるのですが、今年はオリンピックの開催国という事情に配慮して、大きな解放記念行事は行われないと言うことです。逆に、愛国主義者らによる日本人への攻撃がないように、特別な配慮をし、さらに、本日行われる なでしこジャパン vs 中国 の試合では、日本のために、中国人らによる八千人もの さくら の応援団が組織されたそうです。そうして、中国人らの加熱した応援を制御するんだそうです。

日本では、各地で戦没者に対する慰霊祭が行われました。毎日、熱闘が繰り広げられている甲子園でも、正午の時報を合図に一分間の黙祷が捧げられていました。小生も、近くの公園に建てられている 忠霊塔 に集まり、地区の慰霊祭に参加しました。小高い丘に設けられた石碑には、既に線香や花束が手向けられていました。

こうして、日本は二度と悲惨な事態を起さぬようにと、戦争放棄を世界に誓ったのですが、どうやらそれが裏目に出ているようです。

つまり、外交の最終カードである『戦争』を、憲法上、棄ててしまったので、どうしても強気の外交が出来ず、他国に国民や領土が侵害されても、強く切り出せない状態になっています。

こうした丸腰外交は、勇気ある行為だと自画自賛する日本人がいます。話し合えば必ず解決すると言いますが、相手国にとっては日本が丸腰であるということは、軍事上優位に立つことなので、非常に喜ばしいことです。

残念ながら、人類の歴史は軍事バランスの歴史で、人間に闘争本能がある以上、現在もそして今後も、そうした状態が続くでしょう。

もし、この日の時報に合わせて、世界中の人々が、武器を棄てると約束したとしても、そんな約束は 絶対に守られないでしょう。

それが人間の社会ですから。

終戦の日のたびに、「不戦の誓い」を新たにする日本ですが、それは同時に、外交上の不利を続けるということで、非常に国益を損ねていると思います。

63年間も日本は戦争をしていない・・・と、言う人がいますが、今でも日本は他国に領土を侵され、国民が拉致されたままで、それは、明らかな戦況不利な状態と言えると思います。

「臭いものには蓋」・・・では、済まされないのです。現実の日本を見る勇気が必要だと思います。

平和の維持のためには普段の努力が必要なのです。

戦争の悲惨さを繰り返さないためにも、実際的な憲法にしなければ、日本は、いよいよ埋没してしまうと思います。

そんなことを考えながら、一分間の黙祷を捧げました。

2008年8月15日 (金)


・・・・・・・・・・引用終わり・・・・・・・・・・



>相手国にとっては日本が丸腰であるということは、軍事上優位に立つことなので、非常に喜ばしいことです。

>残念ながら、人類の歴史は軍事バランスの歴史で、人間に闘争本能がある以上、現在もそして今後も、そうした状態が続くでしょう


非常に分かりやすく、しかも本質を見抜いた意見だと共感しました。
米国に依存しながら「過ちはくりかえしませぬ」と中で声を上げているだけで、
平和のための努力を怠ってきた戦後の世代。非現実的な価値観にしがみついたまま
拉致問題でさえ、他国の様子を伺い、恐る恐る「バスに乗り遅れるのではないか」
と、本末転倒な意見さえ出る現状には嘆かわしいものを感じます。

オリンピックの最後のセレモニーは巨大地球儀で世界平和・一つの世界をアッピールして
いましたが、世界の中心は中共にあるといわんばかりの政治的なプロパガンダだということ
も忘れてはならないと思います。
国としてどうあるかということを、危機感を伴って考えなければならない時点に
とっくに到達したという気がします。
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by hanamizukidayo | 2008-08-18 14:11

終戦記念日の報道

終戦記念日にあたる今朝の新聞(読売)、テレビは北京オリンピック一色といっても
過言ではない。
かく言う私も開会式をはじめ、家にいる時間のほとんどはNHKを付け放しで
北島康介の優勝の場面も、柔道や体操競技等、ほとんど観ているのだけどw

それにしても・・終戦関連の記事が、今朝の読売で社説のみとは。
口ぱく問題やCG足跡花火をはじめ中華「民族」の国威を強調した
偽装オリンピックの欺瞞性も提示してはいるものの・・


今日は安倍元総理も靖国に参拝されると言う。
首相在任中、行くとも行かないとも明言されず、結局曖昧なまま突然の辞任によって
実現を見れなかったのは残念なことだった。しかし、何よりもご本人の悔いが一番
大きいことだろう。



8/15 産経「主張」
日米の絆を確かめたい

■将来を誤らせぬ鎮魂の日に

 63回目の終戦の日を迎えた。日本列島はあの日と同じ蝉(せみ)しぐれの中で「鎮魂」の色に染まる。

 だが一方で今、日本人の関心の多くは、隣国・中国で開催中の北京五輪に向けられている。日本選手の活躍にだけではない。中国の国力を誇示することを最大の目的にしたような五輪のあり方そのものに対してでもある。

 その開会式には日本や米国、ロシアをはじめ80を超える国の首脳が出席した。五輪史上異例の多さである。その中には、チベットの人権問題を理由に欠席を表明していたフランスのサルコジ大統領の姿もあった。

 ≪「大国」見せつける五輪≫

 中国による外交戦術の成果という面もある。だがそれよりも、経済発展や軍拡によるこの国の強大化を、世界中が良くも悪くも無視できなくなってきたことの表れといっていいだろう。

 「帝国」復活を思わすような中国の台頭は、日米安保条約による米国との同盟を軸に、安全と繁栄を保ってきた日本の国家戦略を根本的に揺さぶる要素にもなってきた。それだけに、北京五輪の最中に終戦の日を迎えたことは、日本の戦後と将来を考える上で大きな意味を持っているといえる。

 米国のブッシュ政権は、北朝鮮の核申告と引き換えに11日にも可能だった同国へのテロ支援国家指定解除を延期した。だがこれは、指定を拉致問題解決のカードとして期待してきた日本にとって気休めにしかならない。

 米国世論が中国に傾斜していくのは避けられそうにない。米国が東アジアの安全保障の枠組みで、日米同盟より6カ国など多国間の交渉に重点を置いていこうという流れを止めるのは容易ではないとみられるからだ。

 しかし日米同盟を軽視し、これを無力化させようとしているのは米国だけではない。

 インド洋で日本の海上自衛隊が行っている米国などの艦船への補給活動は今年になって約3カ月も中断した。国会の衆参ねじれでテロ特措法の成立が大幅に遅れたためである。

 新たな法律が必要な補給継続をめぐっては、野党に加え公明党も反対するなど極めて難しい状況だ。補給はアフガニスタンでのテロとの戦いを進めるためのものだ。これでは、米国内に「日本は助けを求めるだけで助けにはこない」と、日米同盟への疑念が生じても仕方あるまい。

 ≪日英同盟の廃棄に学ぶ≫

 今、日本国内にも「国連中心主義」を唱える民主党の小沢一郎代表をはじめ、日米同盟より多国間の協調を重視する声が急速に強まっている。こうした状況は、かつて日英同盟が廃棄されたときと似ていると言わざるをえない。

 明治35年(1902年)に結ばれた日英同盟は、日露戦争での日本の勝利に貢献し、国際社会での日本の安定した地位を確保させた。しかし大正10年(1921年)のワシントン会議で、新たに日米英仏4カ国条約を結び、同盟は廃棄された。

 中国への進出をうかがう日本への反発から、日英間に亀裂を入れようとする米国や中国の外交戦略に乗せられたためだった。日本国内にも「新外交」として同盟より多国間の協調を求める空気が強まっていた背景もあった。

 4カ国条約は太平洋地域における国際協調をうたっていたが、同盟とは異なり、何ら日本の安全を保障するものではなかった。唯一の同盟をなくした日本は国際的孤立を深め、先の大戦での破滅の道をたどることになる。

 今、日米同盟に代わり、価値観の異なる中国や、領土問題などで日本に敵対姿勢を強める韓国などと、多国間の枠組みを選ぶとなれば、日本はまた、孤立の道を歩むことになるだろう。

 むろん外交は、相手国があってのものだ。米国の「変心」に備えて「自立性」を強めることも大切である。

 だが、その前にやるべきは、補給の継続などにより「同盟の成果」を示し、日米の絆(きずな)を確かめることだ。中国や北朝鮮などによる同盟への揺さぶりや、これを弱体化させる動きは封じていかなければならない。

 国の将来を誤らせないような設計図を描かなければならない。それこそ、300万人にも上った先の大戦の戦没者たちの霊を慰めることになるのである。


読売社説より・・・
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by hanamizukidayo | 2008-08-15 09:51 | 政治・社会

ニュースより

終戦記念日が近いこの時期は、図ったようなタイミングで
今頃なぜ?といったメモや文書発見のニュースが飛び込む。
速報は昨日の毎日新聞だったが、今朝の産経ニュースより ↓

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080812/acd0808121956007-n1.htm






敗戦を目前にした8月10日から14日の手記であること、
最高責任者の一人として、天皇に対する真摯な思い、かつ
「軍人」として率直に綴られているに過ぎない・・と思いながら
関連記事を読んでいたら、非常に共感するブログがあったので
以下引用します。





東条英機の手記を確認…「軍人」としては当たり前   
08/12(Tue)     http://syurizipangu.blog94.fc2.com/blog-entry-38.html 

東条英機の手記が発見されたそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080812-00000040-mai-soci


 特に珍しい発見でもない。東条英機は「軍人」である。そのような考えを持っていても、全く不思議ではないし、逆に日米開戦を昭和天皇の大御心に答えられず、決定してしまった意味においては、「敗戦」は受け入れられなかったであろう。


 現実に開戦を避けられなかった開戦の深夜、後悔の念にかられ、皇居に向かい号泣した話は有名で、昭和天皇からの信任は厚かった。東京裁判の戦犯に指定された時に、昭和天皇は「戦犯の指定を受けたとは言え、国に忠義を尽くした国民の一人である。被告人として立たせるのは忍びない」という感想を寄せていたほどである。


 同じく戦犯の指定を受け、その後外務大臣になった重光葵も「東條を単に悪人として悪く言えば事足りるというふうな世評は浅薄である。彼は勉強家で頭も鋭い。要点をつかんで行く理解力と決断力とは、他の軍閥者流の及ぶところではない。惜しい哉、彼には広量と世界知識とが欠如していた。もし彼に十分な時があり、これらの要素を修養によって具備していたならば、今日のような日本の破局は招来しなかったであろう」と、欠点をあげながらも、「軍人」として能力だけではなく、「政治家」としての能力も評価している。


 この時期の発表は、確実に「終戦記念日」を意識しており、「東条英機悪玉論」を定着させようとする政治的意図を感じさせる。

 

 馬鹿馬鹿しい。
 

 あの時の日本の状況は、悪条件ばかりで外交対策も万策尽きていたし、アメリカは「オレンジ計画」以来、排日移民法、中立法の改正による石油・屑鉄などの輸入をストップされていたし、F・ルーズベルトやコーデル・ハル(このような「悪鬼」がノーベル平和賞を受賞していたことはあまり知られていない)は「対日開戦」を早くから決定したのは明らかになっている。


 そして、いわゆる「ハルノート」…。
1.アメリカと日本は、英中日蘭蘇泰米間の包括的な不可侵条約を提案する
2.日本の仏印(フランス領インドシナ)からの即時撤兵
3.日本の中国からの即時撤兵 
4.日米が(日本が支援していた汪兆銘政権を否認して)アメリカの支援する中国国民党政府以外のいかなる政府をも認めない
5.日本の中国大陸における海外租界と関連権益全ての放棄
6.通商条約再締結のための交渉の開始
7.アメリカによる日本の資産凍結を解除、日本によるアメリカ資産の凍結の解除
8.円ドル為替レート安定に関する協定締結と通貨基金の設立
9.第三国との太平洋地域における平和維持に反する協定の廃棄
10.本協定内容の両国による推進


 このような全くそれまでの日本の努力を「水泡に帰す」ものを突き付けられた時に、東条英機は「総理大臣」だったのである。 誰がなっていても、どうしようもなかったであろう。東京裁判のパル判事の、「もし、ハル・ノートのような物を突きつけられたら、ルクセンブルグのような小国も武器を取り、アメリカと戦っただろう」の評価にすべてが言い現されている。


 現在の価値観で、東条英機を裁くのは愚か者である。この手記の発見によって、マスコミがどのような反応をするのかが楽しみだ。それにより、今の日本のレベルが分かるであろう。期待はできないが…。

      引用終わり


まったく同感。
ちなみに今朝のアサヒ・コムの見出しには、
無条件降伏すれば軍部を)「国民が呪う」と
報じたが、靖国参拝反対論者のナベツネ読売は
今のところ今朝の朝刊では何も触れていないようだ。

平和は尊いものだと思う。しかし、国のために戦い犠牲の死を遂げられた
先人たちの上に戦後日本の平和や繁栄が成り立っていることを忘れては
ならないと思う。まして、いわゆるA級戦犯として東京裁判で
処刑の宣告をされた方々(彼らは、戦前までの日本のすべてを背負い、
自ら犠牲となって新しい日本への道を告知した殉難者)に対して、
「戦後の現代の価値観」で裁く態度は驕慢と言えないだろうか。
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by hanamizukidayo | 2008-08-13 13:22 | 政治・社会