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q寄付のお話

今日は寄付についてご高齢の教会クリスチャンのお話を思い出したので、
書いてみます。

その日は、亡くなられた娘さんの命日だった(クリスチャンは命日という言葉は使わないかもしれませんが)そうで、お墓参りに行きたいけど遠いし、お父さんも足が悪いから歩けないと仰いながら、思い出を話してくださいました。

ご夫妻は、長年東京の九段にある教会におられたそうです。
もう一人の娘さんは近くに住んでいて、時々娘さんご夫婦の教会に行かれることもあるそうですが、アルツハイマーを患ってからは、"クリスマスや何か特別な時を除いてもう滅多に行かないし、聖書も読まないけど、困った時にはこうしてお手伝いに来てくださる人がいるし、美味しくお食事をいただけて本当に幸せ、感謝だわ"と 口癖のように仰るとても明るい綺麗なご婦人です。

お話の様子で教会のお墓は九段ではなく、おそらく郊外のどこかか他県なんだと思いました。
まだ現役の頃、教会の墓地建設にだいぶ寄付されたそうですが、
それはまあどの宗教でも、そういうことはあるでしょうね。

余談ですが、最近はお墓を建てたり、維持したりするのにお金がかかるし面倒だからと、インターネット墓地というものを利用する人が増えたとか。ほんまかいなと思いましたがwで、お墓参りもネットでする時代になったと新聞に載ってました。何かこう、霊魂を信じない中華思想みたいで、わたしは違和感感じます。それはともかくとして、千の風になってが流行した影響もあるみたいですね。


話、戻します。教会の墓地を建設した頃、信仰の篤いすばらしい先輩ご婦人がいらしたそうです。当然、熱心に墓地のために動かれ、寄付もたくさんされた。そして、誰よりも早くそこに入られたそうです、  「ねぇねぇ、お父さん。たしか1番だったわよね?アハハ!」上品なのに、こんな話もされる最高のお婆ちゃん、好きすき053.gif

寄付の話になったので、「献金箱が回ってきた時、どのくらい入れるのが常識なんですか?」
と尋ねたら「2、3百円でいいのよ、気持ちなんだから。会員になったら幾らか会費みたいなものがあるけどね」
「少ないかなと思いながら千円入れてたんですけど」と話たら、「幾らでも自由だけど、そんなに入れるは必要ない」というお話でした。おしまい
by hanamizukidayo | 2008-10-24 15:39 | 宗教